被災時に避難所ではペットは人が寝起きする場所とは違うスペースに置くことがほとんどです。そのためペットと一緒に過ごせるのは車避難やテント避難を選ぶ飼い主さんもいます。車中泊用のベッドやアウトドアグッズを揃えておくと便利でしょう。
車避難の場合
〇寝袋
布団でもいいのですが、収納面や保温性を考えると寝袋が◎。ファスナーで合体して2人用にできる寝袋もあります。
〇遮光シェード
プライバシーを守る目隠しとしてあると便利です。車の屋根を覆うタイプのシェードなら暑さ対策にもなります。車用の網戸もあれば外気を取り入れるのに役立ちます。
〇ペット用ドライブフェンス
犬が運転席に行ってしまわないためのグッズ。車の後ろ扉用のフェンスも付ければ、後部座席全体が大きなケージ状態に。
〇マット
なるべく体を水平にして寝ることが大切です。マットがないときは窪みにタオルや服を詰めて。
テント泊の場合
〇ランタン
安全面からオイル式ではなく電池式がいい。停電時は明かりがあるだけで安心します。
〇フライシート
雨や夜露をしのぐためにはテントの上を覆うフライシートが必要です。タープでもOKです。
〇犬用アンカー
キャンプなら地面に打ったペグに犬のリードをつなげばよいですが、避難所の敷地内はペグが打てません。リードを係留できる重石があると便利です。
今は置くだけアンカーというものもあります。
〇寝袋
真冬用の寝袋は他の季節には暑くて使えないことも。スリーシーズン用の寝袋に冬は毛布をプラスするという使い方がおすすめです。
〇フルクローズタイプのテント
犬の脱走防止のためにフルクローズタイプのテントがおすすめ。ただし、夏場は熱がこもりやすいというデメリットが。
〇グランドシート
テントの下にグランドシートを敷かないと雨天時に雨水が浸みてきてしまいます。ないときはブルーシートで代用を。
〇ワゴン
吸水場所から水を持ち帰るなど、重い荷物を運ぶのに便利です。犬を乗せて運ぶこともできます。
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