災害時に優先して配給されるのは当然人間用です。ペット用の物資の到着はいつになるかわかりません。過去に起きた大規模災害では半年以上ペットの救援物資が届かなかった例もあります。ですので、ペット関連の物資もローリングストックで備蓄するのがいいでしょう。
![](https://zmaru.xyz/wp-content/uploads/2023/06/chiang-henry-P2UelAD6Yxo-unsplash-800x531.jpg)
命に関わるフードと薬
〇ドライフード
ドライフードは軽くて栄養価が高く、賞味期限も長いため、災害時にも重宝します。食べ慣れたフードを備蓄しておくといいです。
〇ウエットフード
ドライより嗜好性が高く、水分を一緒に摂れるのがメリットです。高齢犬やストレスに弱い犬には高栄養タイプを用意しておくといいです。缶詰よりパウチタイプのほうが軽くて持ち運びやすく、しかもゴミの処理もしやすいです。
〇犬用おやつ
避難生活中、犬がストレスの影響でフードを口にしないことも。そんな時は大好物のオヤツがあれば食欲を取り戻すきっかけが作れます。
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3T8RKG+AS6NYY+37NC+669JL)
ローリングストックで備蓄
非常用袋に入れていたドッグフードが賞味期限切れだった・・・。なんてことがないように、日常生活の中で消費しながら備蓄するのが「ローリングストック法」です。フードを無駄にすることのない賢い備蓄法です。
〇大容量より小分けパックのほうが劣化しにくい。
〇賞味期限が早い順に並べておくとグッドです。
〇フードだけでなく、ペットシーツなど消耗品は全てローリングストックで備えよう!
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3T8RKG+AS6NYY+37NC+669JL)
いろんなフードに慣らしておく
〇ドライやウエット、いろんなドッグフードを食べられると安心です
「うちの子はこのメーカーのこのフードしか食べない」そんな状況では、救援物資のドッグフードは食べられないことに。健康面に問題がなければ、普段からいろんなフードを与えて極力好き嫌いをなくしましょう。また避難生活中は食材や調理方法も限られてくるため、犬用の手作りフードは与えられないことが。手作り食しか食べ慣れてないと災害時には困ったことになってしまいます。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3T8RKG+AS6NYY+37NC+669JL)
〇避難生活中、おにぎりやパンで飢えをしのいだ例もあります
被災中、人間の食材を犬に与えて急場をしのいだ例もあります。人間用に味付けされた食べ物は犬にとって塩分が多すぎて体によくありませんが、他に与えられるものがなければ、背に腹は代えられません。塩分や味付けができるだけ薄い物を選びましょう。
ペット用品・ペットグッズは【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3T8RKG+AS6NYY+37NC+6CHB6)
〇犬に危険な食べ物!
・ネギ類
(タマネギ、長ネギ、ニラ、にんにくなど)
・チョコレート
・鳥の骨
・生の魚介類
(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)
・葡萄、干しブドウ
人間と犬では代謝できるものが違うため、人には無害でも犬にとっては有害な食べ物が複数あります。非常時に人間用の食べ物しかないときでも、上記の食べ物は絶対に与えてはダメです!
治療もままならない非常時に中毒を起こしてしまっては大変です。タマネギ入りのハンバーグなど加工品の中に危険な食材が入っていることもあるので注意しましょう。
持病も薬は最優先で持ち出す!
〇投薬補助食品やシリンジも
薬を飲ませるために投薬補助食品やシリンジを使っているなら一緒に持ち出す必要があります。薬だけ持ち出して、飲ませるグッズがない!ということにならないように!
サバイバルフーズや防災用品の紹介を通して、安心をお届けする防災の【セイショップ】![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3NPF8Z+AZXCDM+55BY+5YRHE)
〇多めに処方してもらいストック
災害時にはかかりつけの動物病院も被災します。すぐに薬が入手できないことを想定して、多めに処方してもらっておくと安心です。
災害時には他の動物病院でも処方してもらえるように、薬品名や用量を記録しておくと便利です。
〇療法食も同じ
普段療法食を与えていて災害時に入手できないと病気が悪化することに。十分にストックしておきましょう。
できれば同じ効果を持つ他メーカーのフードも調べておいたり、普段から与えておくと非常時の選択肢を増やすことができます。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/213db23b.a87db2cd.213db23c.190b46f4/?me_id=1204094&item_id=10014371&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fwwpc%2Fcabinet%2F880%2F3182550824880.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/332d9838.5d5763db.332d983a.12f1e8c2/?me_id=1345733&item_id=10000211&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fpetdr-x%2Fcabinet%2Fmem_item%2Fimgrc0088027054.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
まとめ
自宅以外で避難生活を送ったり、自宅でも普段と異なる生活を送るかもしれないことを考えると、犬を精神的に落ち着かせることができるグッズを用意しておくのも◎。
犬のストレスを緩和する効果があるとされるフェロモン剤やレメディ剤が市販されています。ただし、体の不調がある場合は獣医師の診察も必ず受けてください。
コメント