犬にとってネギ類やチョコは絶対食べさせてはいけません。ですがそれ以外にもたくさんのNG食品があるのを知っていますか?それらは犬が口にすることによって悪影響を及ぼしやすい食べ物です。飼い主としてしっかり確認しましょう。
意外と知られていないNGな食べ物
ポイント1 ネギ類は絶対ダメ!
犬を飼っている人なら常識的に知っている、ネギ類は犬にはNG。なぜNGなのか?それはネギ類は血液中の赤血球を破壊し、急性の貧血や血色尿素などを引き起こす可能性があるから。
当然タマネギや長ネギもダメです。体重1kgあたり5~10gが一般的な中毒量とされて、食べてから数日してから症状が出始めることが多い。
ポイント2 ドライフルーツや骨にも注意
干したフルーツ、いわゆるドライフルーツは胃の中で水分を含むと数倍に膨れ上がり、胃拡張を引き起こす可能性があります。
レーズンはもともと葡萄ですので腎臓への毒性もあります。
また、骨付きの鶏肉を与えるのもNGです。鶏の骨は砕けると尖りやすく、食道に引っかかったり、胃や腸に刺さって穴をあけたりすることもあります。
その他、甲殻類、貝類、チョコレート、ピーナッツ類、キシリトール、アボカドなども犬には危険な食べ物です。
ポイント3 万一の時は病院へ
愛犬が危険とされる食べ物を口にしてしまった時は、すぐに動物病院で診てもらってください。
食べたものが少量でも、個体によっては中毒症状が起こることもあるので、様子見などをせず。すぐに病院へ駆け込むのが正解です。
犬のNG食品リスト
〇ネギ類
アリルプロピルジスルフィドという成分が体内に吸収されると、血液中の赤血球を破壊して貧血や血色尿素などを引き起こす。
〇甲殻類・貝類
加熱されたものは大丈夫ですが、生だとさまざまな症状を引き起こすビタミンB1欠乏症になる可能性があります。なお、魚類ではマグロとカツオもNGです。
〇チョコレート
テオプロミンという成分が中毒症状を引き起こし、嘔吐や下痢、不整脈、興奮などに繋がります。
〇ドライフルーツ
胃の中で水分を含むと数倍に膨れ上がり、大量に食べると胃がパンパンになり、胃拡張を引き起こす可能性もある。
〇鳥の骨
尖った骨が胃や腸に刺さってしまうと、開腹手術や内視鏡手術で取り除かなくてはいけなくなります。
〇キシリトール
肝臓毒性があり、少量でも死に至ることもあります。歯磨き粉やガム、その他人間の食べ物の中には多く含まれているので、注意が必要です。
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