異常気象で台風や集中豪雨、ゲリラ豪雨などの水害が増えてきた日本。水害は早めの避難が基本で、足首以上に冠水した道路を歩くのは危険とされています。避難が遅れた場合は垂直避難してやり過ごす方法もあります。なんにせよ、犬を飼っている方は避難する時は普通の人よりも倍気を遣わなければなりません。
水が足首の深さになる前に避難することが大事
〇８０㎝・・水が腰まで来たら歩くのは危険！
〇７０㎝・・男性でも歩くのが難しくなる！
〇５０㎝・・女性は歩くのが難しくなる！
〇３０㎝・・外開きドアが開かなくなる！
車はエンジン停止する危険！
〇２０㎝・・子供は外開きのドアを開けられない！
車はブレーキ性能が低下！
道路冠水時の歩き方
〇犬のキャリーバッグもポリ袋などで防水
キャリーの隙間から雨が入らないようにポリ袋などで覆うといいです。中・大型犬をリードで連れて歩く場合、犬にレインウエアを着せると冠水時は体にまとわりつき歩きにくくなることも。
冠水時の汚水が原因で感染症になることもあるため、避難はなるべく冠水前に行って。
〇手は極力空けておく
冠水した道路を歩くのはただでさえ危険。片手は荷物で塞がず空けておく方が安全です。非常用に持ち出す品を少なくする必要も。
〇長靴ではなく、スニーカー
脱げにくいピッタリした長靴ならOKですが、普通の長靴は中に水が溜まって足が抜けてしまいます。
履き慣れたスニーカーのほうが安全です。釘など危険なものを踏み抜かないように、踏み抜き防止のインソールを入れておくといいでしょう。ない場合はできるだけすり足で歩くと安全です。
踏み抜き防止インソール⇓⇓
脱げにくい長靴⇓⇓
〇傘はささずにレインコートで防水
大雨の時に、傘では雨を防げませんし、風にあおられる危険があります。上下が分かれたレインコートがベストです。
〇長い棒で足元を確かめながら歩く
足元がよく見えないのが冠水の怖いところ。危険なものが水中にあったり、マンホールが外れていて踏み外すことも。
傘など長い棒で足元を確認しながら歩いてください。
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