犬が幸せを感じるときは、なんといっても飼い主さんと一緒にいることなんです。それは人間も一緒で、愛犬と一緒にいるときに感じる幸せな気持ちになる源は、オキシトシンというホルモンが関係しているといいます。犬が飼い主さんを見つめるとオキシトシン量がアップします。
ご飯と飼い主さん、どっちが勝つの?
とある飼い主さんがこんなことを思いました。「私のことを好きなのは、ご飯をあげているから?」と。愛犬に対しての愛情を疑ったそうです。
そこで、飼い主さんとご飯では、どちらがより好きなのかを調べた実験があります。
まず、8時間ひとりで留守番させ、飼い主が帰ってきたら、どちらに先に寄っていくのか?
その結果、実験の助手がドアを開けた瞬間、ほとんどの犬が真っ先に飼い主さんへ走りよりました。
8時間何も食べずにお腹が空いてても、ご飯より先に飼い主さんを選ぶということがわかりました。
野良犬にとっても、ご飯より社会的報酬?
インドの野良犬で、人間とご飯どちらを選ぶのかという実験が行われたそうです。インドでは野放しされているいぬを厄介の思う人も大勢いて、中には残酷な扱いをする人もいます。
そんな環境でも、地面に置かれたご飯より、初対面の人間の手の上にあるご飯を選ぶ犬がいました。
愛犬と見つめ合うとお互いの幸せホルモンがアップする!
愛犬と一緒にいる時に感じる幸せな気分の源は「オキシトシン」というホルモンが関係いているようです。
オキシトシンは個体間の心の絆を築く役割を果たしています。
犬が飼い主さんを見つめると、飼い主さんのオキシトシン量がアップし、犬のオキシトシン量もアップすることが実験からわかりました。
飼い主さんと犬の間には、人間の親子間と同じ視線とオキシトシンのポジティブループが存在しているようです。
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