愛犬の誤飲に注意して！犬はなんでも誤飲する

特に怖いのはとうもろこしの芯です。消化されずにほぼ腸にひっかかります。そうなると消化管内異物として手術で取り出すしかありません。バーベキューなどで、うっかり与えたことはないですか？

桃や梅の種にも同じ傾向があります。柿やビワのような表面がつるっとした細い種は排便とともに出てきやすいですが、桃や梅の種は表面がザラザラしているのでひっかかります。

飼い主さんのニオイがついたもの、特に髪留め、シュシュ、下着、ソックスなどもよく誤飲して病院へ駆け込む方もいるみたいです。

愛犬の誤飲は注意に注意を重ねることをおすすめします。

こんな経験はないでしょうか？気づいたらタオルや靴下などが引きちぎられてたということが。こういう行動により、誤飲も発生します。犬の遊び＝狩りですから、獲物を仕留めるがごとく引きちぎって遊んで、糸状になったものを飲み込んでしまうんです。

飲み込むことで、腸閉塞を引き起こす、蠕動運動(ぜんどううんどう)により腸が裂けることもあり、取り出すための緊急施術をすることがほとんどです。

「ウールサッキング」という犬の問題行動もあります。ウール素材のほか、タオルやぬいぐるみなどを噛む、吸う、を繰り返す行為です。

これは早い時期に母犬と離されて、母乳をしっかり飲んでいないため、母犬のおっぱいを思い出して似たような行動をすると言われてます。

いずれの場合もしつこく遊ぶようなら、やめるようにしつけが必要です。