犬の寿命が延びた理由の1つ
は、室内での飼育が増えたこ
とです。
室内がいい理由と屋外飼育のリスク
屋外での飼育のほうが自然を
感じられてよさそうに思えま
すが、室内だと寒暖差が少な
く快適です。
それに、屋外だと寄生虫や感
染症のリスクが高くなります。
昔は屋外での飼育が多かった
ため、高齢犬が低体温症や熱
中症で命を落としたりするケ
ースが多くありました。
また、屋外飼育の場合は飼い主さんをはじめ、人と接する機会が少なく、人に慣れていない犬も多かったのですが、室内飼育の場合はいつも目の届く範囲にいることで、飼い主さんとのコミュニケーションがとりやすいメリットもあります。
住宅事情などによっては、室外で飼育することがあるかもしれません。その場合はマメに愛犬のチェックをしてあげてくださいね。
室内飼育の主なスタイル
室内で飼う時の主なスタイルは
それぞれありますが、以下のよ
うなスタイルがあります。
ハウスがあると安心します
犬を室内で飼育する場合、「自由
に過ごさせてあげたい」「閉じ込
めることに抵抗がある」といった
思いから、放し飼いにする飼い主
さんも多いと思います。
その際、ケージやサークルなどで
犬の定位置を意味する「ハウス」
を設置することは重要です。
本来、犬は縄張り意識が強い動物。
ハウスがないと部屋全体を自分の
縄張りと認識し、来客など、ちょ
っとした変化に敏感になります。
私たち人間は自分の部屋に入ると
落ち着きますよね。
犬も自分だけのスペースがあるこ
とで安心します。
完全な放し飼いはかえってストレ
スになります。
ケージやサークルに入れておくこ
とで、留守番中の事故やいたずら
防止にもなります。
特に子犬を迎えた場合は、しばら
くサークルに入れたままにしてお
き、1日、少しずつサークルの外
で過ごす時間を増やしていくのが
おすすめです。
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