犬の歯を上手く磨けず歯磨きが
続けられない飼い主さんも多い。
犬の歯磨きは挫折して当たり前
ぐらいの気持ちで臨みましょう。
犬が嫌がる!
全ての犬というわけではない
ですが、口を触られることを
イヤがる子もいます。
また、じっとしていられなく
て、口に歯ブラシをいれると
歯ブラシをかじったり、舌で
よけようとして、とにかく大
変です。
ですので、いきなり歯ブラシ
で磨くのは大変です。
まずは指で口をさわることか
ら始め、慣れてきたら徐々に
段階を進めます。
1.指で口をさわる
指に犬用の歯磨き粉をつけて犬に舐めさせながら口の回りを、慣れたら歯や歯ぐきの表面をさわる。
2.歯磨きシートで磨く
市販の犬用歯磨きシートを指に巻いて、歯や歯ぐきをさわる。慣れたら歯の表面を少し磨く。
3.歯ブラシで磨く
歯と歯ぐきの境目、いわゆる「歯周ポケット」に犬用歯ブラシを斜めに当て、小刻みに揺らしながら磨く。力は入れずにやさしく。歯周ポケットに空気を入れることで菌の繁殖を防ぐ効果がある。
1つのステップに数週間かかって
も大丈夫です。
むしろそれが一般的。それだけ歯
磨きに慣れてもらうのは大変なん
です。
口内環境を整えるグッズの使い分け
〇歯ブラシ
歯の表面はもちろん、歯の間の細かい隙間、歯周ポケットのケアも一応可能。奥歯はやや届きにくく、磨きにくい。
〇歯磨きシート
歯の表面を磨くのは得意。飼い主さんの指に巻いて使うので奥歯にも触れやすい。
〇デンタルガム
手でガムを押さえながら奥歯で一生懸命かじっている姿をよく見かける。つまり、奥歯はケアできるが、前歯には不向き。人の手で曲げられる弾力性のあるものを選び、犬が誤飲しないように手で持って与える。
〇デンタルジェル、リンス
磨く以外のアプローチが可能。ジェルやリンスには殺菌作用があり、菌の繁殖を抑える作用があり、口臭のスッキリできる。
〇犬用歯磨き粉
使っても使わなくてもOK.人間用歯磨き粉には犬に有害なキシリトールが配合されているので使用厳禁です。
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