犬を初めて飼う人は知ってて
ほしい。
犬のケアはとても大事で、健康
で長生きしてもらうためにも是
非知っててもらいたいです。
犬も肩が凝る
犬は前足の付け根、人間でいう
肩の部分がよくこります。
これは犬の骨格の問題です。じつは犬には鎖骨がないんです。
動物は鎖骨があることで手足を前後左右に動かせると同時に、ジョイント部分の複数の筋肉で負荷を分散します。
鎖骨がないと、足を動かす動力は
足と胴体をつなぐ筋肉=前足の付
け根、人間でいう肩の部分に肩こ
りするほどの負荷がかかります。
例えば飼い主さんを見上げる動作、飛び下りや飛び上がりのときもそうです。こりが首の筋肉にも影響し、犬には頸椎ヘルニアになる子も多いです。
ときどき前足の付け根をほぐしてあげましょう。大型犬の場合は、横に寝かせるとやりやすいです。
犬の爪はほっとくと危険!
「猫のように引っ搔いたりし
ないので犬の爪切りは必要な
い」という意見も耳にします
が、爪の構造上、必要なので
す。
爪の下には毛細血管が流れていて、伸ばしたままだと、血管も神経も一緒に伸びてしまい、切れる範囲が少なくなります。
爪自体が長くなり危険です。
フローリングを歩いて大きな音が出たり、滑るようになるなどの変化がみられたら、爪を切ってあげましょう。
犬は爪を切るときの、指先を
ギュッとつままれている感覚
が苦手のようです。
爪切りのコツはいかに指先に
触れる時間を短くできるか。
道具の力を借りましょう。
犬の爪を切るときは、爪の中にある血管を光に当てて確認しながら切らなければなりません。二人いればわんちゃんを一人が押さえてもう一人が切る、ということもできますが、一人だと難しいですよね。
でも今は爪切りにLEDライトが付いていて、しかも爪が飛ばないようにカバーも付いているものがあります。
ギロチンタイプは切れすぎて
怖いという方は、ニッパータイプ
もしくは電動ヤスリタイプを使っ
てみてはどうでしょうか。
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