犬のお世話の中でとっても大変
で面倒なのが歯磨きではないで
しょうか？
歯ブラシだけではケアは不完全
歯周ポケットの隙間はとても
せまく、歯ブラシで歯垢は取
れても、完全なケアとは言え
ません。
歯石除去についてお話しますね。
歯石は「スケーラー」という先の尖った器具で削り落とす方法が一般的ですが、これを私たち飼い主たちがやるのはとても難しいのでぜひ動物病院で処置してもらってください。
動物病院では全身麻酔をしますが、これを嫌がる飼い主さんもいます。
ですが、歯石取りには痛みがあります。麻酔をして、苦痛なしに短時間で終わらせるほうが、最終的に犬にとってよい治療になります。
家で簡単に歯のケアができると話題のケアアイテムがあります。
これは獣医師さんとドッグトレーナーさんが共同で開発したものなので安心して使えます。
無麻酔だと表面しかケアできない
愛犬に負担をかけたくないという
思いから、無麻酔で歯石をとって
もらいたいという飼い主さんも増
えているという。
しかし獣医師さんの立場からする
と、犬のためにも麻酔をかけて行
ってほしいという。
ある飼い主さんの愛犬は歯の表面
はキレイなのに根元のケアが不十
分で歯根や頬骨が溶けていたとい
う事例もある。
〇無麻酔、無痛では不十分
歯周ポケット奥の歯石は除去するのにどうしても痛みがともなう。反対に言えば、痛みを感じない範囲で取り除いても完全にはケアできていないということ。
〇アフターケアも重要
歯石を除去した直後は歯の表面がザラザラしていて、歯垢が付きやすい状態です。動物病院では、これを研磨剤で磨いて歯の表面を滑らかにするケアも行う。
もちろん、「動物病院で歯石を
とったからケアは終了」ではな
く、自宅での歯磨きが重要です。
専門機関での歯石取り(麻酔あり
)と自宅での歯磨きの両輪でケア
していきましょう。
動物病院での歯石取りは、歯磨
きができたいれば2年に１回、
不十分な場合は１年に１回を目
安にすればいいと獣医さんは言
います。
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