犬はただ「可愛い!」という
だけで飼うのは難しいです。
トイレや食事のしつけはもちろ
ん、社会化期のトレーニングは
その犬の今後の性格や暮らしを
左右するもの。
愛犬の健康と幸せは飼い主さん
次第なんです。
愛犬の散歩コースは毎日変えた方がいい?
毎日の新しい刺激が
老化や認知症の予防に役立ちます。
愛犬の健康を考えるなら、毎日の散歩は欠かせません。散歩は犬にとって新しい刺激を受けるのにうってつけです。ですが、毎回同じコースだと刺激が薄れてくることもあります。なるべくコースを変えてあげることも大事です。散歩をする時間帯を変えるだけでも効果的です。
特に高齢犬にとっては重要で、毎日の新しい刺激が老化や認知症の予防につながります。
若い犬にも意味がありますよ。コースの予測がつかないと、毎回「こっちに行くんじゃないの?」と良い意味で期待を裏切られることになり、行先の予想がつかないことで飼い主さんを注目する時間が増え、指示に従ってくれるようになります。
なお、散歩コースにおすすめなのは、草がたくさん生えている芝生のようなところや、雑木林など、いろいろな匂いがあり、自然の多い所がベストです。
犬が水を飲む意味は人間と違う
犬は汗をかかないので、暑い日に
水を飲む意味が人間とはちょっと
違います。
人間は体温を調整するための汗腺が全身にありますが、犬はパッド(肉球)のみです。体温調整のしくみが違うのです。
また、犬は「パンティング」をします。口を開けて舌を出して、ハアハアと浅い息をするお馴染みの呼吸です。
唾液を蒸発させ、気化熱で体温を下げています。この方法だと蒸発する水分が大幅に抑えられるので、暑い日に水を大量に飲まなくても、脱水になりにくいのです。
脱水が気になる場合は次の
内容をチェックしましょう。
クリアしていれば、脱水症状を
起こしている可能性は低いです。
・舌をめくったとき、粘膜の色が赤っぽいピンクかどうか?
・さわってみて唾液が湿っているか?
一方で、自分の体温や冷やすために水を多飲する犬がいるのも確かです。ですが下痢の原因にもなり、心臓の悪い犬であれば肺水腫という致命的な症状の原因になるので、注意が必要です。
まとめ
・犬の散歩はコースを変えてすれば
いい刺激になり、認知症の予防にな
り長生きの秘訣にもなる。
・犬が水を飲むのは、唾液をだして
気化熱で体温を下げるようにしてい
るから。
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