もし人間が狂犬病の疑いがある犬に
噛まれたら、すぐに傷口を水洗いし
極力早く暴露後免疫のワクチンを接
種をすること。

狂犬病の症状
主に狂犬病の症状には以下の
ようなものがある。
・暗闇に隠れる、物音に驚くなど
これまでと違う行動が見られる
・ヨダレをダラダラと流す
・凶暴になる
・痙攣する
原因は?
狂犬病ウィルスの感染によって
引き起こされる病気。
人間を含め、全ての哺乳類に感
染するため、発症した犬や野生
動物に咬まれると、犬だけでは
なく人間も感染する。
咬まれた場所により発症するま
でに一般的に1~2か月、長い
と数か月以上かかる場合がある。
脳に近い場所ほど早く発症する
と言われ、発症すると2~3日
の間にほぼ100%死に至る。
治療は?
狂犬病の治療法は今のところな
い。
発症した場合は、残念だが治療
は行わず、安楽死が選択される。
もし人間が咬まれたら
もしあなたが狂犬病の疑いのある
犬に咬まれたら、すぐに水で洗い
流して、極力早く暴露後免疫のワ
クチン接種をすること。
接種開始日を0として、3,7,
14,30,90日と決められた
スケジュールで6回接種すること
になる。
日本では狂犬病予防法により、全
ての犬に年1回の予防接種が義務
づけられている。
1957年以降、国内では発症し
てないが、海外で発症している国
は多くあるため、いつ日本で発症
してもおかしくない。
毎年の狂犬病予防接種は愛犬を守
るだけでなく、私たち人をも守
るためでもある。


コメント