コーギーの一生
コーギーの一生は
「子犬・幼犬期」、「1~4歳の成犬期」、「5~7歳の中年期」
「8歳からのシニア期」にわけられています。
その中でも病気にかかりやすいのは「子犬・幼犬期」と「シニア期」
といわれています。
生まれてから離乳するまでの新生期は、一生の中で一番危険が多いといわています。
その後は、様々な身体的変化や精神的成長を経て、2歳頃に体格や被毛が完成します。
コーギーは比較的丈夫な犬種なので、先天的な疾患がなく食生活や運動に気を付けて
おけば充実した成犬期・中年期を過ごせることが多いようです。
7歳を超えるとシニア期に入りますが、10歳位までは動きも活発で容姿も若々しく
いれることが多いようです。
ただし、ようく観察すると運動量が減っていたり、動きがゆっくりになったりしている
ので「私んとこの子はシニアになっても元気!😊」と思い込まずに、健康状態の確認を行う
ことが重要です。
年齢別の特徴
子犬、幼犬期
🐕 生後10日頃 ・体重がほぼ倍に増加します。
・大体生後2週間で目が開きます。
🐕 生後1か月 ・乳歯が生え始めます。
・足がしっかりして動きが活発になります。
🐕 生後2か月 ・乳歯が生えそろいます。
・生後2か月くらいになったら1回目の混合ワクチンを接種。
🐕 生後3か月 ・狂犬病ワクチンと2回目の混合ワクチンを接種。
🐕 生後4か月 ・乳歯が抜け始める。
・パピーコートが抜け、成犬の被毛に変わり始める
・3回目の混合ワクチンを接種。
🐕 生後6~7か月 ・メスが初めてのヒートを迎える。
・オスのマーキングや縄張り意識が強くなる。
・乳歯が全部抜けて永久歯が出そろっている。
🐕 生後10か月 ・様子を見ながら成犬フードに切り替える
・メスが初めてのヒートを迎える。
成犬、中年期
🐕 1歳~ マズルなどの黒い毛が抜ける。
🐕 2歳~ ・体格がほぼほぼ決まる
・親犬から受け継いだ性質が現れ始める。
・毛色、骨格、筋肉が落ち着く。
シニア期
🐕 7歳~ ・白いひげや白いまつ毛が目立つようになる。
・被毛の中に白髪が混ざるようになる。
・徐々に運動量や代謝量が落ちてくる。
・核硬化症になり、目が白く見え始める。(老眼)
🐕 10歳~ ・顔や頭、背中に白髪が多くなる。
・視力が落ちてくる。
・動きがゆっくりになってくる。
・眠る時間が少しずつ増えてくる。
年齢別に多い病気
・子犬、幼犬期に気を付けたい病気。
‼感染症
‼皮膚炎
‼胃腸炎
‼誤食
‼外耳炎
‼嘔吐、下痢
などです。
・成犬期に気を付けたい病気。
‼外耳炎
‼皮膚炎
‼尿結石症
‼膿皮症
‼前十字靭帯断裂
‼椎間板ヘルニア
などです。
コーギーは活発で運動好きなので、足や肉球のケガには十分気を付けたい。
シニア期に気を付けたい病気。
‼変性性脊髄症
‼椎間板ヘルニア
‼白内障
‼関節炎
‼外耳炎
‼腎臓疾患
などがあります。
そのほか、心臓疾患や歯周病も増えてきます。
異常の早期発見がとても重要になってきます。
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