犬を飼ったらしつけは必須です。犬の個性を大切に
各々の犬に対して飼い主さんがよく考えて対応しま
しょう。基本的に「〇〇してはいけない」ではなく
「〇〇してほしい」を教えます。犬との付き合い方
を変えたら、犬との楽しい生活が待っています。
正しくしつけをしましょう
犬と仲良くなるための正しいしつけ
11．お散歩中の引っ張り癖は方向転換で解決する
先頭を歩くのは飼い主ということを教えます
散歩中、飼い主をグイグイ引っ張るのは、自分がリーダーだと
思っている犬にありがちな行動です。引っ張り癖を解決するに
は、方向転換が有効です。犬が飛び出そうとしたら反対側にく
るっと方向転換。これを繰り返すと、思う方向に行けなくなっ
た犬は、自分がリーダーではなく、先頭を歩くのは飼い主だと
学びます。
12．一歩進んで止まるを繰り返せば愛犬が付いてくる散歩に変わる
愛犬にしてほしいことをさりげなく行動で伝える
「方向転換」が効かない場合には、「一歩進んで止まる」を試して
みましょう。犬が勝手に好きな方向に行こうとしたら、その場でピ
タッと止まり、リードをいったん緩めてからキュッと引きます。
ここで、犬が「どうしたの？」と考えて静止できたら、一歩前に。
これを繰り返し、飼い主に寄り添って歩くことを教えます。
13．散歩中に座り込んでしまう時は気分を乗せてあげて！
動かない原因をみつけて愛犬に寄り添う
散歩が好きでない犬の場合、途中で座り込んで動かなくなること
があります。そんなときは叱らずに、動かない原因を見つけまし
ょう。怖がっているのに無理に歩かせようとすると、余計に散歩
嫌いになってしまいます。そんな場合は少し離れて愛犬を呼び、
来たら褒めるようにして散歩を続けるようにしましょう。
14．お散歩嫌いなコには外でご飯をあげるのが正解
散歩中も家に帰っても良いことがある！
散歩が嫌いな犬には、散歩中にご飯をあげるのがおススメです。
半分の量のドッグフードを持って、散歩中にあげるようにしま
す。家に帰ってから残りの半分をあげるようにすれば、家に帰
りたがらない犬の問題も解決です。愛犬は「散歩中も、家に帰
ってからも良いことがある」と覚えます。
15．公園デビュー成功のカギは公園に慣れてから犬友と交流を
「公園は安心な場所」と愛犬に教えることから
他の犬がたくさんいる公園にいきなり連れて行くと、愛犬が怖
がったり、トラブルのもとになったりすることも。まずは犬が
集まる時間を避けて、公園になれることから。慣れたら他の犬
に会わせますが、犬友は飼い主が選ぶことが大切です。
相性はもちろん、マナーなどお手本にしたい犬を選ぶといいで
しょう。
16．お散歩はしっかり首輪を着けるのと、程よい長さのリードが◎
首輪やハーネスが抜けるという経験をさせない
飼い主に寄り添って散歩する犬もいれば、犬ぞりのようにグイグイ
引っ張る犬もいます。その場合は首輪とリードの選び方にある場合
が多いのです。
ハーネスは引っ張りやすく、しっかり着けてないと抜けやすいため
「犬ぞり」になりがち。一度身体が抜けると、犬は「また抜けるかも」
と思い散歩のたびに引っ張り合いになる恐れが。
首輪も同じです。散歩は飼い主が先導し愛犬にしっかりサインが伝わ
るように、適切な長さのリードと首輪を用意しましょう。
17．お散歩中の拾い食いが五分でなおるおやつ作戦
食べ物は飼い主の手からを覚えれば即解決
飼い主さんの悩みの1つに、愛犬の拾い食いがあります。食べ物だけで
はなく、ビニール袋やたばこの吸い殻などを飲み込んだらとても危険で
す。防止するには、散歩中に飼い主がリードでしっかりコントロールす
ることが大切です。また、「食べ物は飼い主の手からもらうもの」とい
うことを理解できれば拾い食いをしなくなります。
愛犬コラム
意味は理解してないけど良いことが起きると覚えている
自分が「かわいい」と思っているわけではない
愛犬によく「かわいい」というとパッとこちらを振り向くこと
があります。しかし、自分が「かわいい」と思っているわけで
はありません。それでも反応するのは、普段飼い主さんから「
かわいい」といわれておやつをもらったり、散歩中にご近所さ
んから「かわいい」といわれて頭を撫でられたり、といった経
験が積み重なって、「かわいい」の後にはいいことがあると覚
えているのです。
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