知れば誰かに話したくなる犬にまつわる雑学いろいろ。歴史や文化、犬がつく言葉などいろいろ。犬の起源、歴史、有名な犬、活躍した凄い犬、ギネス記録を持つ犬、犬の不思議な能力など知ればきっと誰かに話したくなる雑学を紹介したいと思います。
犬の歴史は遺伝子研究ではかなり古い
〇犬の歴史は古く、遺伝子研究でも
それは証明されています。
地域により偏りがないように世界中のイヌ科の動物のDNAを集めて、遺伝子を分析したところ、犬の祖先は間違いなく古代のオオカミであることが判明。
オオカミと犬は１０万年以上前に遺伝的に分岐したことがわかりました。さらに、イヌ科の動物の起源をさかのぼると祖先は約５５００万年前の北アメリカの出現した『ミアキス』という肉食の哺乳類です。
ミアキスは大きく分けて、イヌ亜目とネコ亜目の二系統だそうです。
犬、猫の祖先のミアキス。画像は引用です。
〇ミアキスとは：多くの肉食哺乳類の祖先が氷河期に絶滅してしまいましたが、イヌ科の祖先は肉以外も食べることができたため生き残ったと言われてます。
ホントはウソ？人間はオオカミを飼いならしていない？
〇一説には人間はその昔オオカミを
飼いならしていた、という話がある。
真相は？
いろんな説がある中、人間がオオカミの子を飼いならすことで、犬が生まれた、という説もあります。
ですがおそらく人間がオオカミを飼いならすことはできなかったとも考えられています。現代でも人間に飼われて社会科したオオカミがいますが、人間に慣れて警戒心が薄れる反面、突然捕食者のように何の前触れもなく人間を襲う可能性があるからです。
こんぼうを持った古代人でも、オオカミと暮らすことはできなっかたはずです。犬は人間側の『飼う、飼わない』という意識に関係なく、オオカミから犬に進化した、というのが正しいようです。
犬はいつから人間と暮らし始めたの？
〇人間と犬が共存していた証拠
がみつかる！
約３万１０００年前の犬に似た動物の骨がベルギーの洞窟で発見された。もしかしたら今後犬と人間の歴史はもっと古いとされる可能性はありますが、犬と人間との暮らし始めた時期、つまり家畜化が始まった時期は１万５０００年前位という説が現在は有力です。
人間と犬が共存していた明らかな証拠としては、１万４２２３年前の子犬の化石がドイツのボンで見つかってます。この子犬は生後7か月ほどで、イヌジステンバーという病気を患っていて、おそらく人間に看病されなければこれほど長くは生きられなかったはずだと考えられました。
犬の起源はどこでしょう？
〇犬の起源ってどこなんだろう？
人類が出現したのは７００～６００万年前のアフリカ大陸だと言われています。ですがアフリカにはオオカミはいませんでした。
その後人類は進化して、今から５万年前にアフリカを離れ、移動する中でオオカミと出会ったと考えられてます。
犬の直接的な祖先は絶滅していて、現存する犬だけで家畜化の起こった場所を特定するのは不可能なのだそうです。
しかし、２０１６年に行われた大規模な調査によると、犬の家畜化は２度起きていて、約１万⑤０００年前のヨーロッパと、約１万４０００年前のアジアで家畜化されたことがわかりました。
そして、約５０００年前のアイルランドの古代犬のDNAと現代犬６０５頭のDNAを比較したところ、現代犬はざっくりとヨーロッパ系とアジア系の２種類に分けられました。
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