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愛犬が口の病気になったら

コーギー
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愛犬の歯と口の病気を集めてみました。
愛犬が嫌がるからといって歯磨きを怠ると
歯の病気にかかりやすくなります。将来的
に愛犬が苦労することになります。歯のケ
アはしっかりとおこないたいですね。

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愛犬の歯の病気その1

・歯周病

症状として。

❕ 歯肉が赤く腫れる
❕ 強い口臭がある
❕ 歯がぐらつく
❕ 歯の根元から出血や膿汁が出る
❕ 目の下の皮膚が腫れて膿がたまる
❕ くしゃみが出る
❕ 歯肉腫ができる
❕ 歯が抜ける

原因として。

歯垢中の歯周病関連細菌によって歯肉が炎症
を起こす「歯肉炎」と、周辺の組織が炎症を
起こす「歯周炎」を総称して歯周病と呼びま
す。歯肉炎の時点で治療すれば回復できます
が、歯槽骨、セメント質、歯根膜にまで炎症
がおよぶ歯周炎になると正常に戻すことは難
しいです。
放置すると歯根の周囲に炎症を生じ、口腔粘
膜、頬、鼻腔などの組織に穴があいて、膿汁
や血液が排出することもあります。
さらに、歯周組織から細菌や毒素が血液中に
入り、細菌性心内膜炎などの全身性の病気を
起こすおそれもあります。

治療として。

まず、全身麻酔でたまった歯垢や歯石を除去
します。炎症があれば抗炎症剤を使います。
歯周組織が重度に破壊されている場合は抜歯
します。予防の歯のケアを行いましょう。

・口腔内腫瘤

症状として。

❕ 歯肉にしこりができる
❕ 歯垢がたまる
❕ 歯周病
❕ よだれが増える
❕ 食べると出血する
❕ 口臭が強くなる
❕ 下顎リンパ節の腫れ
❕ 嚥下困難

原因として

口の中に出来る腫瘍のため、口腔からの出血
、口臭などの他、口の開閉がしにくくなった
り、下顎のリンパ節が腫れたりします。
次第に物が食べにくくなり、食事に支障がで
ます。
口の中にできるしこりには、歯肉腫、悪性黒
色腫(メラノーマ)、扁平上皮癌、繊維肉腫、
リンパ腫、歯源性腫瘍などがあります。
歯肉腫のは三種類あり、
歯周炎や歯石の刺激によっておこる炎症性のもの、
ウィルスや細菌感染などによる内分泌異常で起こ
るもの。

良性腫瘍によって起こる腫瘍性のものです。
メラノーマは非常に悪性度が高く、口の奥の方に
発生することが多いので初期に発見することも難
しいが、完全摘出も不可能です。早期に発見でき
たとしてもすでに転移していることが多いです。
他の腫瘍も、発生部位によっては完全に摘出でき
ないことが多いです。

治療として。

歯肉腫は外科手術で腫瘍を摘出できます。しかし、
歯肉腫だと思っていたらメラノーマなどの悪性腫瘍
のこともあること、歯肉腫のなかには抜歯を行うと
さらに悪化してしまうものがあります。
可能であれば、術前に少しだけ採材し、病理診断を
行ってから手術に臨んだ方が安全です。
また、術後も定期的に再発のチェックを行うことが
望ましいですね。

犬の歯の病気のこと

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