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コーギーの呼吸器系の病気part2

コーギー
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コーギーはとても活発で、運動好きで知られてますが、
飼い主でも気づかないところで少しづづ衰えていきます。
その中でも呼吸器の病気は致命症になることも
少しでも呼吸がいつもと違って聞こえたら迷わず動物病院
で診てもらって下さいね。

コーギーの呼吸の病気 1

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コーギーの呼吸器系の病気 3

・肺水腫

症状として
❕ 湿性の咳
❕ 口を開けて呼吸をする
❕ 呼吸困難
❕ 横たわることを嫌がる
❕ ピンク色の鼻汁が出る

原因として。
肺の毛細血管から肺の肺胞や気管支炎に液体が漏出し、
溜まっている状態
です。肺での十分なガス交換が出来ず
に、低酸素血症がおこる。
心原性と非心原性があり、犬の場合は心原性がほとんどです。
心原性は心臓の病気に関連して、非心原性は感電やカビ取り
剤の吸引などによる肺の炎症が原因のことが多い。

治療として。
酸素吸入を行うとともに、原因となる疾患の治療を行います。
主に肺に蓄積した水分の除去や、低酸素血症の改善などです。
肺に蓄積している水分の除去するためには、利尿剤を投与する
のが有効となります。

心原性肺水腫では強心剤も使用します。

・肺炎

症状として。
❕ 荒い呼吸
❕ 発熱
❕ 呼吸音の異常
❕ 元気消失
❕ 食欲不振
❕ 湿性の咳

原因として。
細菌やウィルス、真菌、唾液や胃液、食べ物や水などの誤嚥
などで肺の肺胞や間質に生じた炎症
。細菌性肺炎はウィルス
性肺炎の続発症のこともあります。
しかし、最も多いのは、再発性の誤嚥に関連しての発症であ
ると言われています。
食道拡張症や慢性咽喉頭麻痺などを患っている犬は唾液を含
んだ胃液を誤嚥すると、肺の拡張能力を極端に落とすので細
菌感染を起こしやすくなります。
よくむせている犬は原因疾患を究明し、治してください。
ウィルス感染には定期的なワクチン接種が有効な予防です。

治療として。
二次性の細菌感染を考慮して、抗生剤を投与する
脱水すると気道粘液の粘稠度が増して呼吸改善に影響するの
で、点滴などで防ぎます。呼吸困難がひどい場合は酸素吸入
も行います。


・気管支炎

症状として。
❕ 乾いた咳をする
❕ 微熱
❕ 水溶性の鼻汁が出る
❕ 元気消失
❕ 呼吸困難

原因として。
気管支に起こる炎症で、ウィルスや細菌が原因で感染する
症候群をケンネルコフ(伝染性喉頭気管支炎)と言います。
それ以外にも粉塵、刺激性ガス、花粉などのアレルゲンの
刺激にもよって発症します。二次性の細菌感染を起こす咳
は湿性となり、元気消失、呼吸促迫、呼吸困難、チアノー
ゼなどが起こる場合もあります。
子犬やシニア犬に発症しやすいので、日頃から栄養や衛星
環境に配慮し免疫力を上げて下さい。

治療として。
軽症なら適度な温度と湿度を維持して安静にしていれば数
日で治ることもありますが、必要に応じて栄養の供給、抗
生剤、消炎剤、鎮咳薬などを投与します。
毎日の吸入療法を行うこともあります。
完治するのに数か月以上かかる場合もありますが、慢性化
すると一生咳が止まらなくなる
ので、慢性化させないよう
に根気よく治療することが大切です。

コーギーの呼吸器の病気 4

・気胸

❕ 呼吸促迫
❕ 呼吸困難
❕ チアノーゼ
❕ 寝ることができない


原因として。
胸腔内に空気が侵入して肺の虚脱や呼吸困難を起こす
胸腔は左右に分かれているため、片側に起こる場合が
多い。胸部への強い圧迫や肋骨の骨折によって胸壁や
肺が傷ついて起こる外傷性気胸、検査処置や治療手段
の合併症としておこる医療性気胸、日常生活の中で起こ
る自然気胸があり、犬は交通事故や落下事故、咬み傷に
よる外傷性気胸が多い。胸腔内に侵入する空気が多量で
、胸腔内の圧が徐々に高まり、膨らんだ状態になる緊張
性気胸は最も重症で少し興奮しただけでショック死する
ケースもあります。

治療として。
侵入した空気の量が少量なら安静にして自然回復をまち
ます。重度な場合は注射器か胸腔チューブを設置して空
気を抜く
。肺や気管に大きな損傷があり、多量な空気が
胸腔内に侵入する場合は開胸手術で損傷部位を修復する。

犬の歯の病気

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