多くの飼い主さんは、子犬を
(主に8～16週齢)の時期の犬
を迎え入れることが多いと思
います。
子犬を迎えたら1年は多忙に！
初めて子犬を飼ったらやることが
沢山あります。
健康診断をしたり、予防接種をし
たり、やることがいっぱいありま
す。
そのなかでも特にやるげきことを
６つ取り上げてみました。
１．動物病院で健康診断
犬を迎えるときにワクチンの接種状況や駆虫薬の投与の有無を確認する(それを元に獣医師にワクチンプログラムを相談する)
問題がなければ、迎えてから1週間後に動物病院へ。
病気には潜伏期間があり、引き取ったときに元気だった犬が体調を崩すこともあるため。
２．コアワクチンの接種(3種混合ワクチン)
生後16週までに複数回、その後半年齢から1歳のときに追加接種をします。
〇ワクチンプログラムの例
・1回目：6～8週齢
・2回目：1回目の２～４週間後
・3回目：16週齢以降
・4回目：6か月～1歳齢
３．狂犬病ワクチンの接種
コアワクチンの接種から1か月空けて行う
４．避妊・去勢手術
生後6か月が目安
(犬種によって時期が違う)
５．マイクロチップを装着
迷子になったときに備えておきます。
６．フィラリア、ノミ・ダニ予防
月齢に関係なく、駆除薬を使って対策をする。
７．１～６を同時並行で人や環境に慣れさせる社会化トレーニングも行います。
８．トイレトレーニングや食事のルールを覚えさせるしつけも行います。
やることが多くて大変ですが、
愛犬の可愛さが日ごとに増し
ていく幸せな時期でもありま
す。
100％死に至る感染症
犬の感染症の中には100％
死に至る怖い感染症があり
ます。
・狂犬病
狂犬病が怖いのは、発症したらほぼ100％死に至るためです。感染した動物に嚙まれると、唾液中に含まれるウィルスが傷口から体内に侵入。
その後、約1週間～8か月の間に発症します。感染初期は発熱や頭痛など、風邪のような症状ですが、その後、神経症状が表れたら急速に進行し、多くの場合は7日以内に死亡してしまいます。
狂犬病という名前のため誤解されがちですが、犬だけでなく、人間を含めたすべての哺乳類に感染します。犬の予防対策が重視されるのは、アジアでは毎年数千人が亡くなっていて、多くは犬に噛まれて感染しているためです。
海外旅行をしていると、可愛い野良犬や野良猫を見かけることがありますが、気軽にさわらないようにしてください。
飼われている犬猫にも注意が必要です。
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